作業時間は準備込みで30分ほど。今回は掃除中に見つけた「陥没して穴が開いたコーキング」を、その日のうちに直した記録です。
掃除中に発見。コーキングが痩せて穴が開いていた
浴室を掃除していたら、カウンターと壁の境目のコーキングに違和感がありました。よく見ると、コーキングが痩せて陥没し、ところどころ穴が開いている状態。
コーキングは経年で硬化して痩せていきます。ここに穴が開いたまま放置すると、隙間から水が入り込んで、壁の内部でカビや腐食の原因になります。見つけたら早めの補修が正解です。
コーキングの隙間から浸水すると、壁の内部で気づかないうちにカビや木部の腐食が進みます。我が家は築35年。あちこちDIYで直していますが、水まわりは特に「気づいたら即対応」を心がけています。
使ったのはコニシ「ボンド シリコンコーク 防カビ剤入り」
ホームセンターで購入したのは、コニシのボンド シリコンコーク 防カビ剤入り(ソフトアイボリー・330ml)です。
選んだ理由は2つ。浴室・洗面所などの水まわり用としてメーカーが明記していること。そして防カビ剤入りであること。ここは水まわりなので、この2点は外せませんでした。
本当は「ホワイト」を買うつもりが、棚で色違いが何本も並んでいて、うっかり「ソフトアイボリー」を手に取っていました。家に帰って気づいて「やってしまった……」と思ったのですが、結果オーライ。実際に打ってみると、我が家のカウンターや既存コーキングの色にむしろアイボリーのほうがなじみました。白だと逆に浮いていたかもしれません。色選びは現物合わせが大事、というのを図らずも実感した失敗談です。
なお、カートリッジタイプなのでコーキングガンが別途必要です。我が家では以前巾木を外したときに購入したものをそのまま使い回しました。持っていない方はガンも一緒に買いましょう(数百円からあります)。
補修の手順
補修箇所をきれいにして乾燥させる
まず補修箇所の汚れ・カビ・水分をしっかり落とします。シリコンは濡れた面や汚れた面には密着しないので、ここを雑にやると後で剥がれます。掃除のついでに見つけた案件だったので、洗剤分もよく洗い流してから乾燥させました。
マスキングテープを貼る
コーキングのラインの両側にマスキングテープを貼ります。これをやるかやらないかで、仕上がりの美しさが全く違います。
コーナー(入隅)部分は、テープが重なるように少し丁寧に。ラインからテープまでの距離は5mm程度を目安にしました。
シリコンを充填する
コーキングガンにセットして、目地に沿ってシリコンを打っていきます。一気にきれいに出そうとしなくて大丈夫です。多少ムラになっても、次のならし工程で整います。ただし出しすぎると後処理が大変なので、控えめに。
ヘラや指でならす
充填したシリコンを押さえながらならして、目地に密着させます。表面が平らになったら、シリコンが乾く前にマスキングテープを剥がします。ここが最大のポイントで、乾いてから剥がすとテープと一緒にシリコンがめくれてしまいます。
指でならう場合は、水を少しつけると滑りがよくなって仕上がりがきれいになります。一方向にすっと引くのがコツで、何度も往復するとかえって表面が荒れます。
硬化を待つ
あとは触らずに硬化を待つだけ。表面が乾くまでは15分程度(23℃の場合)ですが、その日の入浴は避けて、丸1日は水をかけないのが安心です。
完全硬化前に水をかけたり触ったりすると、表面が崩れて密着不良の原因になります。急いでいても丸1日は我慢するのが結局のところ一番の近道です。
翌朝、仕上がりを確認
翌朝の状態がこちら。
かかった費用と時間
今回かかったのは、シリコンコーク1本とマスキングテープ代のみ。合計でも1,500円前後です。業者に頼めば数千円〜1万円以上かかる作業なので、コスパは抜群。作業時間は掃除・マスキング込みで30分ほど、あとは硬化待ちです。
今回使った道具・材料まとめ
🛠 実際に使ったもの(全部Amazonで買えます)
まとめ:コーキングの穴は見つけたらすぐ塞ぐ
浴室のコーキングの劣化は、放置するほど被害が広がります。今回のように「掃除中に気づいて、その日のうちに補修」できれば、材料費1,000円ちょっとで済みます。
📋 今回のまとめ
- 補修面をきれいに乾燥させること
- マスキングテープを使ってラインをまっすぐにすること
- シリコンが乾く前にテープを剥がすこと
- 硬化するまで丸1日は水をかけないこと
- 色は現物合わせで選ぶと目地になじむ
この3つ(乾燥・マスキング・剥がすタイミング)さえ守れば、DIY初心者でもきれいに仕上がります。水まわりの異変に気づいたら、ぜひ試してみてください。庭の抜根DIYのときと同じで、小さな不具合ほど早めに自分で手を打つのが結局いちばんの節約になると感じました。