前回の記事では壁のモジュラージャック撤去と補修をやりました。壁がフラットになったら、次はいよいよ古い巾木を外す番です。

巾木とは、壁の一番下・床との境目に貼られている細長い板のこと。古い家だと接着剤でがっちり固定されていることが多く、これがなかなかの手強さでした。今回はその撤去から、隙間処理・新しい巾木の選定まで一気にやった記録です。

使った道具

※この巾木外しは子ども部屋の壁紙張り替えの一環です。

今回メインで活躍したのはバール(てこ棒)とハンマーの2つです。バールを巾木の下に差し込み、ハンマーで叩いてこじるようにして剥がしていきました。

ハンマーで巾木を剥がしている様子 バール+ハンマーで剥がす
⚠ 安全上の注意

プラスチック製の巾木は剥がすときに割れやすく、破片が飛ぶことがあります。必ず保護用眼鏡を着用してください。これ、省いてケガした人を何人か知っています。

撤去した巾木のカット・処分

剥がした巾木はそのままだとゴミ袋に入りません。以前、庭木の剪定用に買っていた枝バサミが大活躍しました。プラスチック製なら意外と楽にカットできます。

枝バサミで巾木をカット 枝バサミでゴミ袋サイズにカット
使用アイテム
Areden 園芸用ハサミ アルミ柄 伸縮長さ66〜101cm
SK5高級炭素刃物鋼・歯車助力テコ式 強力剪定ハサミ(本体+替刃)オレンジ

もともと庭木の剪定用に買ったものですが、プラスチック製の巾木ならこれで十分カットできます。伸縮するアルミ柄で力が入りやすく、テコ式なので手が疲れにくいのが助かりました。

天井の巾木も撤去 → 隙間に気密テープ

この家、壁だけじゃなく天井にも巾木が付いていました。外してみると、天井と壁の間に2センチ近い隙間が出てきてびっくり。冬の冷気がここからずっと入り込んでいたのかと思うと、断熱工事の優先度が上がった気がします。

天井と壁の隙間 天井巾木を外したら2cmの隙間が…

2cm近い大きな隙間には気密テープを貼って塞ぎました。

使用アイテム
ダイヤテックス パイオラン 気密防水用テープ 片面タイプ 黒 50mm×20M
断熱材・防湿シート ジョイント用
気密テープを貼った状態 気密テープで大きな隙間を処理

小さい隙間はコーキングで処理

壁側に大きな穴や凹みがある場合は、壁の穴のDIY補修で書いたパテ処理が使えます。

1センチ以下の細かい隙間はシリコンシーラント(コーキング)を打ちました。壁際の床との継ぎ目や、天井コーナーの細い隙間などに使いました。

床際の隙間処理 床際の細かい隙間にコーキング
天井コーナーのコーキング後 天井コーナーも気密テープ+コーキングで完了
使用アイテム
タイドワークス シーリング剤 コーキング シリコンシーラント(グレー)300ml
近与(KONYO) KHT コーキングガン

今回はグレーのみを使いました。後から壁紙を貼るので色はそこまで気にしなくてOKです。

新しい巾木はソフトタイプにした

撤去した古い巾木はMDF製の硬いタイプでした。次に貼る巾木は施工のしやすさを重視して、ソフト巾木(塩ビ製のクッション性あり)を選びました。

購入アイテム
SENUN 巾木トリムボーダー 壁紙シール リメイクシート
厚み10mm・幅約6cm×5M|アイボリーホワイト
クッション性あり・のり付き・はがせるタイプ

のり付きで貼り直しもできるタイプです。壁紙を貼り終えてから取り付ける予定なので、施工は後の記事でレポートします。


今回のまとめ

  • 巾木の撤去はバール+ハンマー。保護眼鏡は必須
  • 外した巾木は枝バサミでカットしてゴミ袋へ
  • 天井巾木を外したら2cmの隙間が発覚 → 気密テープで処理
  • 1cm以下の細かい隙間はシリコンコーキングで塞ぐ
  • 新しい巾木はソフトタイプ(のり付き)を選定。壁紙施工後に取り付け予定

築古ならではの注意点は築古住宅を買う前の7つの注意点にまとめています。

今回使った道具・材料まとめ

Areden 伸縮剪定バサミ(オレンジ)
66〜101cm伸縮・SK5炭素鋼・テコ式|本体+替刃セット
撤去した巾木をゴミ袋サイズにカットするのに使用
ダイヤテックス パイオラン 気密防水テープ 黒 50mm×20M
断熱材・防湿シートのジョイント用片面テープ
天井と壁の大きな隙間(2cm近く)を塞ぐのに使用
タイドワークス シリコンシーラント グレー 300ml
高耐水・耐熱・耐候性のシーリング剤
1cm以下の細かい隙間のコーキングに使用
近与(KONYO) KHT コーキングガン
シーリング剤を押し出すための専用ガン
コーキング作業には必須アイテム
SENUN 巾木トリムボーダー アイボリーホワイト 厚み10mm 幅6cm×5M
クッション性あり・のり付き・はがせるソフト巾木
壁紙施工後に取り付け予定